鎖骨骨折

  1. コンタクトスポーツで鎖骨を痛めた
  2. 鎖骨付近を押すと強い痛みが出る
  3. 肩から転倒した後に鎖骨部が痛む
  4. スポーツ中に接触し鎖骨部を痛めた
  5. 交通事故の強い衝撃で鎖骨部をぶつけた

鎖骨とは、顎から胸の中間に位置する骨で左右対称・S字型の形状をしています。

この鎖骨は骨折全体の中でも比較的発生頻度が高く、全体の約10%を占めています。

今回は、鎖骨骨折に関しての原因・症状・処置方法3つについてご紹介していきます。

【 鎖骨骨折 】原因

鎖骨骨折は、若年層から高齢者まで幅広い世代で発生する骨折です。発生の原因はさまざまですが、主に直接ぶつかる肩に強い衝撃が加わるの2点が好発する原因になります。

【 鎖骨骨折 】原因一覧

  • コンタクトスポーツをしていて相手と衝突した際に負傷
  • 歩行中にバランスを崩し転倒した際に肩をつき負傷
  • 交通事故の際の強い衝撃によって、ぶつけて負傷

鎖骨骨折は上記のような、衝突や衝撃といった外からの強い力によって発生します。

【 鎖骨骨折 】症状

鎖骨骨折と捻挫の違いを知ることで、受診先の判断にもなるので詳しくご紹介していきます。

【 鎖骨骨折 】症状一覧

  • 強い圧痛・・・鎖骨部を上から押した際に、強い痛みが出ます
  • 受傷部の変形・・・鎖骨骨折は左右で比較すると分かりやすいです。(外見上で段差になっているように見えます)
  • 鎖骨骨折に伴う制限・・・鎖骨は肩関節の動きと連動しているため、骨折をしている際には肩関節の可動域に制限が出てきます。
  • 鎖骨部の腫れと内出血・・・鎖骨骨折部では、強い内出血と腫れを伴います
  • 手のしびれや痛み・・・鎖骨骨折に伴いしびれや痛みが手に出ることもあります

【 鎖骨骨折 】処置について

鎖骨骨折になってしまった場合には、適切な処置を行わなければ変形治癒という形で骨がくっつく可能性があります。

変形治癒してしまった場合には、外見上の変形が残るので注意が必要です。

処置方法

鎖骨骨折の程度によっては、適切な整復・固定処置が求められます。

安静を図ることは、当然ですがレントゲン撮影・包帯固定・三角巾(アームホルダー)・LIPUS(骨折治療器)を用いた処置が必要になってきます。

また、骨折の程度によっては手術が必要になる場合もあります。

お近くの整形外科やケガの処置ができる接骨院などにご相談し、適切な処置を受けるようにしましょう。

鎖骨骨折のQ&A

鎖骨骨折かどうかわからない状況です
鎖骨骨折かどうかはを判断するにはレントゲン撮影が必須になります。
また、別の方法として超音波画像診断装置でも骨の損傷状況を見極めることが可能になります。
鎖骨骨折は早期に治療を開始することが重要です。
鎖骨骨折はどのくらいで良くなりますか?
程度によって異なりますが、おおよそ8週~12週が目安になります。
運動をしている方は、肩関節の可動域訓練などのリハビリテーションも大切になってきます。
早期回復には、LIPUSがおすすめですので当院へ一度ご相談ください。

鎖骨骨折で悩んだら・・・

こんな悩みを抱える方は少なくないと思います。

鎖骨骨折でどうしたらいいか悩んでいる方は、はっとりはりきゅう接骨院へ一度ご相談ください!