コーレス骨折

  1. 手をついてしまい骨が折れてしまった
  2. スポーツ中に転倒して手首が痛い
  3. 手首を動かすと強い痛みが出る

コーレス骨折とは、橈骨遠位端部の骨折です。

手首を構成する橈骨と尺骨の2本のうち、橈骨という骨が折れてしまっている状態のことです。

転倒などで手をついた後に、手首に痛みが出てくるのと同時に外見上にも変形がみられる骨折であるため、受傷後に適切な処置をすることが求められます。

コーレス骨折の症状

コーレス骨折は、以下のような特徴的な症状が出てきます。

  • 手首の強い痛み
  • 外見がフォーク状(※)に変形
  • 反対側の手で支える
  • 手首周辺の強い腫れ
  • 手に力が入らない

上記のような症状は、コーレス骨折の特徴であり、整復及び固定を必要とする状態になります。

手首を動かすことはもちろん、安静にしていても痛みがズキズキすることも多いため、受傷直後なるべく早くに処置をしなければなりません。

指先がしびれを感じることもあるため、我慢せずに接骨院や整形外科を受診するようにしましょう。

フォーク状変形とは?
コーレス骨折によって、折れた橈骨がズレてしまうことによって起こる変形です。
フォークを伏せて置いたときの状態に似ていることから、フォーク状変形と呼ばれています。

コーレス骨折の原因

コーレス骨折は、以下のような原因で発生します。

  1. 歩行中転倒して、手をついてしまった
  2. スポーツ競技中に手をついてしまった
  3. 自転車やバイクでの転倒で手をついてしまった

基本的に、手のひらを勢いよく地面についてしまった時に発生します。

特に閉経後の中年以降の女性に好発することも分かっています。

その理由は、骨粗しょう症により骨が脆くなってしまっている可能性が高く、比較的簡単に折れてしまいます。

また、複数の骨が折れてしまう場合や、脱臼と骨折を併発する場合もあります。

コーレス骨折後の流れについて

骨折の疑いがある場合には、一度はっとり鍼灸接骨院へご相談ください。

はっとり鍼灸接骨院では骨折の状態確認を慎重に行ない、整復することができます。

まず骨折の状態を確認していきます(超音波画像診断装置)を用いて骨折状況を細かく見ていきます

骨折状況を把握したのち、整復動作をしていきます。愛護的に会話をしながら行なっていきます。

整復をしたのち、固定材を用いて患部の安静が取れる状態にしていきます。その後、骨折の状態を更に詳しく検査するために整形外科を受診していただきます。

はっとり鍼灸接骨院グループでは、地域の整形外科と連携しております。そのため、骨折や脱臼に関するサポートを徹底しております。

骨折をしてしまった後の整復だけでなく、治癒するまでに必要な特殊電気治療器もございます。

LIPUSと呼ばれる超音波治療器を照射させることで、40%治癒までの期間を短縮できるとされています。

骨折について、ご不明なことがございましたらはっとり鍼灸接骨院グループへ一度ご相談ください。