扁平足
- 昔から扁平足で悩んでいる
- 扁平足ってなんでなるの?
- どんな症状が出るか気になる
- 扁平足の判断方法を知りたい
- 扁平足の改善方法は?
扁平足で悩んでいる方は、多くいらっしゃいます。実際にどんな原因で、どんな症状が出るのか気になる方は最後までご覧ください。
【もくじ】
扁平足の原因
扁平足になってしまう原因は、主に5つあります。
01.遺伝的要因
扁平足には、遺伝的要因も含まれてきます。親御さんが扁平足であるというような場合には、骨格の構造上、扁平足になりやすいということがあります。
02.筋力の不足
次に筋力不足による扁平足ですが、足の裏側の筋肉だけでなく、後脛骨筋といった特定の筋肉の影響によって扁平足が発生する可能性が高まります。
03.外傷
捻挫やシンスプリントなどのスポーツ外傷・障害からの影響で、扁平足を引き起こす場合があります。
04.神経障害
原因が明らかでなくとも、足底部の筋肉を支配している神経に障害が発生した場合などでは、その後に扁平足を形成する場合もあります。
05.身体的影響(肥満)
身体的な特徴として、肥満体型の方の場合、足にかかる負担が大きくなりやすいことから、扁平足を形成してしまう場合が往々にしてあります。
扁平足の症状4選
見た目から分かる扁平足では、痛みなどの強い症状が出ないことがほとんどです。
01.足全体の痛み
02.足の疲労感
03.足首の違和感・痛み
04.膝・腰の痛み(二次的な影響)
最も特徴として多いのは、足全体の疲労感です。足の裏がスグに疲れるといった症状でお悩みの場合に、扁平足を患っている可能性を考えるようにしましょう。
扁平足4つのステージ
ステージ1・・・後脛骨筋の走行に沿った軽度の痛みや腱強度の低下は僅かに出現。ヒールレイズテストを実施すると、踵の内転を確認することができます。
ステージ2・・・動的変形であり、典型的な足部外転を伴います。自然に立った際に、アーチ中央からつま先までが外側に開いてしまい、踵の骨が内側に倒れてしまいます。
ステージ3・・・慢性的な機能障害を伴い、後脛骨筋の伸張により後足部の変形が固定化してきます。
ステージ4・・・踵の骨が内側に倒れて外を向いているような状態が続くことで、足関節の偏心荷重を引き起こし、足の裏だけでなく足関節にも影響が出てきます。
扁平足のステージに合わせた処置を行うことがとても大切になってきます。まずはご自身んが扁平足なのか、またどのステージなのかを専門家に見てもらい、判断をする必要があります。
扁平足のまとめ
ここまで、扁平足についてご紹介してきました。
扁平足でお悩みの方は、まずご自身の状態を確認するところからが改善の第一歩です。
長年の扁平足でお悩みの際には、当院へ一度ご相談ください。