膝前十字靭帯損傷
- スポーツの切り返しで膝を痛めた
- 膝が前に出る感覚がある
- 前十字靭帯損傷なのか気になる
- 前十字靭帯損傷の詳しい症状を知りたい
- 前十字靭帯は手術が必要?
膝関節内の靭帯である、前十字靭帯は有名で聞いたことある方も多いと思います。
では、実際にどのような時に痛めて、どんな症状が出るのか?というのが気になると思いますので詳しく解説していきます。
はっとり鍼灸接骨院公式Youtubeにて
前十字靭帯損傷のテーピングを公開中!
前十字靭帯損傷の原因
膝の前十字靭帯は、以下のような発生機序で負傷することが多いです。
- ジャンプの着地で失敗
- 体の急な切り返し動作
- 急に止まった時
- タックルなどの接触時
- 転倒時に下半身だけが残った時
膝の前十字靭帯損傷は、基本的に運動中に発生することが多いです。
動きを急に止めたりした時が一番危険です。
バスケットボール・サッカー・ラグビー・アメフト・バレーボール・柔道などの競技において、発生することが多く、その程度に関しては損傷時の力の加わり方によって変わってきます。
前十字靭帯損傷の症状
前十字靭帯損傷後に出てくる症状は以下の通りです。
- 膝関節周囲の強い痛み
- 関節内血種の貯留
- 歩行時の膝不安定感(膝崩れ現象)
- 膝の可動域制限
- 関節周囲の腫れ
スポーツ時に発生することが多いため、損傷後の処置までの流れがとても大切になります。
一定期間の炎症に対して、固定などの処置は必要ですが、状況に応じて早期のリハビリテーションが重要になってきます。
これは、前十字靭帯損傷だけでなく、前十字靭帯の手術後も早期から荷重リハビリを実施することが一般的です。
前十字靭帯損傷の治療
前十字靭帯の損傷程度は、レントゲン検査では明確に診断はできません。(レントゲン検査は、骨を診るためのものであり、靭帯の損傷程度はMRIを用いる必要があります)
損傷の程度によって治療内容も変わってきますが、前十字靭帯の完全断裂の場合、早期の運動復帰を望む場合には手術を選択することが一般的です。
なかには、大会・試合に強行で出たいという選手もいますのでその際には、テーピングを行い運動をする場合もあります。
また、前十字靭帯とは関節内靭帯という種類になるため基本的に血液循環環境が悪いため治りにくい箇所です。自然治癒のみでは、断裂してしまっている場合には治らないのでご注意ください。
前十字靭帯損傷後のリハビリ
前十字靭帯損傷後は、早期回復を促すためにリハビリテーションを受傷後から行っていきます。
大腿四頭筋・臀部・ハムストリングス・足関節などの下半身強化を重点的に行っていき、バランス・筋力を向上させる必要があります。
固定・安静で治るケガではないので、ドクターや専門家と相談しながら適切に進めるようにしましょう。
前十字靭帯損傷なら、はっとりへ
もし、運動中に前十字靭帯を損傷してしまった場合には、はっとりはりきゅう接骨院へ一度ご相談ください。
当院では、ケガの施術・リハビリだけでなく、適切な通院期間やサポートも含めて膝関節に特化したドクターとの連携もしています。
膝専門のドクターと連携することで、リハビリテーションの内容や試合・運動復帰までのスピードも変わってきますので、前十字靭帯損傷で悩んでいる方は当院へ一度ご相談ください。