腰椎分離症
- 腰を後ろに反らすと痛む
- 運動中に腰に痛みが走る
- 腰の痛みを繰り返している
- 長時間座ると痛みが出る
- 股関節の可動域が悪い
腰椎分離症は、高校生に好発します。
主にスポーツの反復動作によって発生することが多く、運動負荷が大きくなった際に症状が出てきます。
腰椎分離症は、腰の疲労骨折になりますが酷くなるが骨が癒合しない状態(分離すべり)となってしまう可能性があるので注意が必要です。
腰椎分離症の症状
腰椎分離症は、以下のような特徴的な症状が出てきます。
- 腰を後ろに反らすと痛む
- 背骨の中心が痛む
- 運動中に痛みが出る
- 運動後に痛みが出る
- 股関節の可動域制限
最初は、腰の痛みが出た時は気になる程度ですが症状の悪化とともに運動制限が強くなります。
運動をしている人の場合は、「運動後の痛み」から「運動中の痛み」に変わっていきます。
この「運動後の痛み」の際に施術を開始することが大切になります。
腰椎分離症は
治療だけでなく検査も大切です。
検査を実施し、痛みの原因を特定してから
施術プランを立てていきます。
【放置は危険】
腰椎分離症の放置は危険です。
腰の痛みだけでなく、股関節や背中まで
痛みが広がる可能性が高まるためです。
腰椎分離症の原因
- 腰を反らす動作を繰り返している
- ダッシュやランニング量が増えている
- 腰をひねる動作が多い
- 筋肉と関節のバランス不良
- ももの筋肉の緊張が強い
腰椎分離症は、筋肉の柔軟性や日々のケアが関係してきます。
運動量の増加に対して日々のケアが不足していると、腰椎に対して負荷が大きくなっていきます。
腰椎分離症は以下のような状態になっています。
腰椎は5つありますが、下位腰椎(第4or第5)に好発します。
レントゲンやMRI検査を実施することで、部位や骨折状態を把握することが可能になります。
腰椎分離症の施術
当院では、腰椎分離症の症状に対して以下のような施術を行なっていきます。
➀現在の痛みの確認(問診)
➁各種徒手検査(触診)
➂骨の状態確認(触診)
➃股関節の可動域確認
➄腰椎分離症の状態説明
➅腰椎分離症の施術
▸特殊電気・手技・鍼灸・ストレッチなど
初診は腰痛でご来院される方が多数です。
状態や徒手検査を用いることで、腰椎分離症の疑いがあるかどうかを確認します。
もし、腰椎分離症の疑いがある場合にはレントゲンなどの検査を実施する必要がありますので紹介状の作成をさせていただきます。
紹介状の作成を当院で行ない
整形外科へ受診していただきます
当院は地域医療との繋がりを持ち
患者さまの身体が良くなる為の
サポートをしております。
腰椎分離症は、身体のトータルバランスを整えることも必要になります。
痛みの状態が良くなっていく過程で、リハビリや運動指導も実施しており運動復帰までをサポートいたします。
腰椎分離症の治療期間
腰椎分離症は、3~6ヶ月間かけて治療していくのが一般的です。
状態にもよりますが、痛みを取るだけでなく運動機能の再獲得までを考慮すると長期間になる可能性が高いです。
また、放置をしてしまって腰椎分離症からすべり症へ移行していまった場合には更に治療期間が長期になります。
スポーツをしていて、腰痛に悩んでいる方は骨の痛みか・筋肉の痛みかを確認することはとても大切になりますので、一度当院へご相談ください。