オスグッド・シュラッター
- 運動後に強い痛みを感じる
- 歩くだけで膝が響く感じがする
- 膝のお皿の下に痛みがある
- 股関節が硬くて柔軟性が少ない
- 徐々に違和感から痛みになってきた
オスグッド・シュラッターと呼ばれる膝の痛みは小学生高学年~中学生に好発します。
原因となる箇所を特定することが大切になりますが、オスグッドで悩むお子さまのほとんどに下半身全体のバランス不良がみられます。
痛みの原因箇所を解消するだけではオスグッドを繰り返す可能性があります。
はっとり鍼灸接骨院公式Youtubeにて
オスグッドのテーピングを公開中!
オスグッドの症状
オスグッドとは、主に膝のお皿の下に痛みが出てきます。
代表的な症状は以下の通りです。
- 膝のお皿の下が痛む
- 運動前後で痛みを感じる
- 身体が硬い(柔軟性不足)
- ももの前側の筋肉が硬い
- 身長が伸びるとともに膝が痛む
オスグッドの初期は、本人も自覚症状は少ないため気づきにくいです。
しかし、徐々に「運動中に膝が痛い」や「運動後に膝が痛い」などを訴えるケースが多く、この段階で施術を開始できると症状を解消するまでの期間を短縮することが望めます。
オスグッドの場合、シップだけでは
良くならないのでご注意ください。
シップは消炎鎮痛剤となっているように
炎症抑制を目的とする際に使用します。
【オスグッド根本改善には】
筋肉と下半身の身体の使い方や
柔軟性からの影響なのでこれらに対する
アプローチは必須となります。
オスグッドの原因
- 運動前のウォーミングアップ不足
- 運動後のクールダウン不足
- 運動量の増加(ダッシュなど)
- 反復動作(切り返し動作)
- 足首・膝・股関節のバランス不良
オスグッドは膝に関わる様々な動きによって発生します。
日々のケアが足りていない場合になるケースが多く、全体の8割~9割のお子さまに柔軟性の低下がみられます。
オスグッドの原因となる筋肉と痛みの出る箇所についてご紹介します。
オスグッドは脛骨(スネの骨)の部分に痛みが出てくるので画像の赤丸が痛む場合には、施術による処置が必要になります。
オスグッドの施術について
当院では、オスグッドの症状に対して以下のような流れで施術を行なっていきます。
➀現在の痛みの確認(問診)
➁各種徒手検査(触診)
➂筋肉の状態確認(触診)
➃股関節や足関節の状態確認
➄オスグッドの状態説明
➅オスグッドの施術
▸特殊電気・手技・鍼灸・ストレッチなど
施術は状態に合わせて行ない、運動量などもアドバイスさせていただきます。
オスグッドの痛みが強い場合には、施術だけでなく運動量を下げて安静期間を設ける場合があります。
身体の機能回復も大切になります
小学生~中学生は身長も伸びやすく
運動量も増えやすい時期なので
身体のバランスを整えるリハビリまで
行なうことが大切になります
「試合や大会に出たい」というご要望にもテーピングやサポーターを用いて対応可能ですのでお悩みの方は一度当院へご相談ください。
放置は危険
オスグッドの放置は大変危険です。
成長軟骨と呼ばれる大人の骨になるために関わる箇所で炎症が発生するため成長障害に繋がる危険性が潜んでいるからになります。
オスグッドの際に出てくる炎症を放置することは、成長軟骨の剥離を放置していることと同じなので必ず治療をするようにしましょう。
今の状態に不安などがある場合には、当院へ一度ご相談ください。