四十肩・五十肩

  1. 最近肩を上げると痛みが出る
  2. 肩の痛みによって可動域が制限される
  3. 肩の痛みで夜眠れない
  4. 髪を縛る動作がしにくい
  5. 安静にしていても痛みが出る

「四十肩・五十肩かな?」と悩んでいる方は多くいらっしゃいます。

四十肩・五十肩は、一般的な総称になります。

正しくは、肩関節周囲炎という名称です。

肩関節周囲の炎症を指すので、特定の箇所が悪くなってしまうのではなく複合的に組織が関連している場合が多いです。

四十肩・五十肩の症状

四十肩・五十肩は以下のような症状が出てきます。

  • 肩を動かすと強い痛みが出る
  • 肩の可動域が狭くなっている
  • 夜間に痛みが強く出る
  • 髪を縛ると痛みが出る
  • 安静にしていても強い痛みが出る

四十肩・五十肩の肩関節周囲炎は、痛みが強くなる前に違和感から出てくることが多いです。

違和感を感じている初期の段階で、痛みに関与する神経にアプローチをする必要があります。

【CHECK POINT】
肩関節周囲炎は
痛みが出る時期から関節の拘縮へ移行していきます
出てくる痛みの変化に対して
施術プランを立てていくことが重要になります。

【放置は危険】
肩関節周囲炎の放置は危険です。
痛みが落ち着いた後に
肩関節が拘縮を起こすため
日常生活に支障をきたす場合が多いです

四十肩・五十肩の原因

四十肩・五十肩の主な原因は、はっきりと解明されていません。

肩関節周囲の炎症であることは間違いありませんが、特定の動作や原因で発生するわけではありません。

最も痛みの原因として考えられているのは、腱板の変性関節に関わる神経の影響です。

人の身体の痛みは基本的に神経が関与しています。

この神経系が何らかの影響を受けて、強い痛みを誘発すると考えられます。

つまり、痛みの出てくる関節や筋肉の治療をしても改善しないことが多いということになります。

筋肉・関節・神経の3つに対して適切なアプローチをしていくことで、痛みや可動域が徐々に改善していきます。

痛みを誘発する可能性の高い筋肉と神経は、三角筋・棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋になります。

筋肉を支配する神経は、頸椎から出てくるため、頸椎からアプローチを加えていく必要があります。

四十肩・五十肩の施術

当院では、四十肩・五十肩の施術方法は以下のような施術の流れになります。

【施術までの流れ】
➀現在の痛みの確認(問診)
➁各種徒手検査(触診)
➂肩の状態確認(触診)
➃肩の可動域確認
➄肩関節周囲炎の状態説明
➅肩関節周囲炎の施術
▸特殊電気・手技・鍼灸・ストレッチなど

四十肩・五十肩は先ほどご紹介したように、複数の原因によって発生している場合が多いので問診で状態確認を丁寧に行なっていきます。

注意POINT
レントゲン撮影では
四十肩・五十肩は正確な診断はできません
なので、整形外科では四十肩・五十肩の場合
シップや飲み薬を処方されることが一般的です
これらの処置では四十肩・五十肩は
改善しないので注意しましょう

四十肩・五十肩か悩んでいる人へ

四十肩・五十肩は、強い炎症症状が出てくるため安静にしていても痛みが出てきます。

炎症反応を抑制させる効果の高い高周波電気や神経系にアプローチ可能な鍼灸治療が効果的です。

治療するかどうか悩んでいる方は、相談も承っておりますので気軽にお近くのはっとりはりきゅう接骨院へお電話下さい。