グロインペイン
- サッカーでボールを蹴ると痛む
- ダッシュをしていると痛みが出る
- 股関節を動かすと強い痛みが出る
- 股関節の痛みから腰も痛みが出てきた
- 身体の柔軟性が低下してきている
グロインペインは、高校生から大学生に好発する股関節の痛みです。
運動量の増加と身体のケアのバランスが悪くなると、徐々に症状が出てきます。
グロインペインを放置してしまうと、最終的には腰痛の疲労骨折(腰椎分離症)が発生する可能性が高くなります。
【もくじ】
グロインペインの症状
グロインペインは以下のような症状が出てきます。
- 股関節を動かすと痛む
- 股関節の可動域が狭い
- 運動後に股関節が痛む
- 運動後に歩くのが痛む
- 階段の昇り降りが痛む
グロインペインは、股関節周囲に強い痛みが出てくることが多いです。
運動中の痛みだけでなく、日常生活にも痛みを感じるようになるる次に腰痛が出てくる可能性が高いです。
グロインペインは
下半身の協調性が崩れることで
痛みが出てきます
【協調性とは?】
協調性とは、身体のバランスを
複数の筋肉や関節が関与し
支えている状態を指します
グロインペインの症状は以下の箇所に出てきます。
中でも多いのが、内転筋部に痛みを訴えるケースが多いです。
グロインペインの原因
- ダッシュを反復的に行なっている
- 身体を切り返すスポーツ(サッカー・バスケなど)
- 運動量が増加しケアが足りていない
- クロスモーションのバランス不良
- 股関節の可動域が狭い
グロインペインは、複数の原因が重なった際に痛みとして出てくる場合が多いです。
なので、上記の原因が複数当てはまるケースが非常に多いです。
高校生や大学生の場合、痛みを我慢してしまうケースも多いので注意する必要があります。
違和感を感じ始めたら、必ず治療をするようにしましょう。
グロインペインの施術
当院ではグロインペインの施術を以下のような流れで行ないます。
➀現在の痛みの確認(問診)
➁各種徒手検査(触診)
➂股関節の状態確認(触診)
➃股関節の可動域確認
➄グロインペインの状態説明
➅グロインペインの施術
▸特殊電気・手技・鍼灸・ストレッチなど
グロインペインの施術で効果的なのは、鍼灸施術になります。
筋肉の協調性(バランス)を取り戻すために、筋肉を直接緩める必要があるため鍼灸施術を行ないます。
痛みの状態にもよりますが、グロインペインになってしまった場合には安静期間を設けることも必要になります。
筋肉や関節の協調性を取り戻すための施術をしている際に、運動をしてしまうと改善せずに長期化してしまう可能性が高いからです。
セルフケアも必要になります
運動前後のストレッチをこまめに行なうことで
痛みの出にくい環境を作ることができます
グロインペインの施術期間
グロインペインは3~6ヶ月かかる場合がほとんどです。
運動をしながら良くしたいというご要望にもお応え可能です。
痛みの状態によっては、安静期間を設ける必要が出てきます。
「これはグロインペインなのか?」と悩んでいる方は、当院へ一度ご相談ください。
お身体の状態を確認させていただいた際に、詳しくご説明させていただきます。