滑液包炎

  1. 滑液包炎ってどんな症状なのか知りたい
  2. 滑液包炎の治し方はあるの?
  3. 滑液包炎はどこに発症するのか知りたい
  4. 急性滑液包炎はどんな状態?
  5. 慢性滑液包炎はどんな状態?

滑液包炎は、繰り返しの動作によって発生することが多いです。滑液包と呼ばれる袋と骨・軟骨・皮膚・筋肉・腱・靭帯などと摩擦が起こることで炎症反応が起こります。

スポーツをしている人だけでなく、日常生活のなかでも発生するため膝・肘・足など滑液包炎になってしまっている可能性もあります。

特徴的な症状が出てくるため、原因と症状を詳しく解説していきます。

【もくじ】

滑液包炎の症状

滑液包炎は、以下のような症状がでてきます。

  • ブヨブヨとした感覚
  • 関節を動かした時に痛みが出てくる
  • 滑液包炎部の圧痛と腫れ
  • 皮膚上に熱を持ち、赤くなる場合あり
  • 歩いたり、動いた際に痛みが出る

肩関節・肘関節・膝関節・足関節・踵などに滑液包炎が発生します。

また、滑液包炎は2つに分かれています。
急性滑液包炎と慢性滑液包炎の2種類あり、それぞれに症状が異なります。

急性滑液包炎

炎症反応が強く出てくるため、少し関節を動かしただけでも強い痛みを感じることが多いです。

初期状態では、違和感から始まることが多く徐々に悪化してきます。

数時間~数日間かけて症状は強くなるため、早期の治療開始が重要になります。

また、細菌感染などの感染症を患っている可能性もあるため、通院を我慢することは避けましょう。

【急性滑液包炎の治療方法】
急性滑液包炎の場合には、シップだけで良くなることは稀です。
超音波治療などの滑液包へ直接アプローチできる治療方法が好ましいです。
整形外科・接骨院で上記の治療が受けられるのかをチェックするようにしましょう。

超音波治療について

慢性滑液包炎

慢性化した滑液包炎は、数週間~数ヶ月経過していることが多いです。

関節の可動域制限や限局した動作時のみ痛みが出たりします。

そのため、放置してしまう方も多くいます。

初期症状から違和感がメインとなり、特定の動作で痛みが出るといった流れである場合がほとんどです。

【慢性滑液包炎の治療方法】
慢性滑液包炎の場合には、超音波治療だけでは難しい場合があります。
そのため、日常生活動作の見直しやサポーター・包帯などをしながら
症状改善を図ることになります。

滑液包炎の原因

滑液包炎の原因の多くは、オーバーユース(使いすぎ)によるものです。

繰り返しの動作によって、滑液包と組織の間で摩擦が生じることで痛みが出てきます。

初期症状は違和感であることが多いため、注意が必要です。

滑液包炎の施術

当院では、滑液包炎に対して以下のような施術を行なっていきます。

【施術までの流れ】
➀現在の痛みの確認(問診)
➁各種徒手検査(触診)
➂滑液包炎の状態確認(触診)
➃各関節の可動域確認
➄滑液包炎の状態説明
➅滑液包炎の施術
▸特殊電気・包帯・固定など

滑液包炎は、超音波と包帯を組み合わせて施術することで早期回復していきます。

また、痛みの改善だけでなく日常生活動作などに対するリハビリを行なうことも大切になってきます。

滑液包炎のQ&A

滑液包炎はどんな検査が必要ですか?
滑液包炎は、徒手検査や超音波画像診断装置にておおよそ特定することが可能です。
レントゲン撮影に関しては、症状の判別が不可能であるため、注意しましょう。
滑液包炎の痛みは我慢したらまずいですか?
滑液包炎は、痛みを我慢してしまうと炎症反応が強くなっていき生活や運動に支障をきたす場合があります。
一度状態を確認することが好ましいです。
滑液包炎はどのくらいで良くなりますか?
滑液包炎は、短期集中で治療した場合には1~2週間ほどで痛みが改善することが多いです。
その後のリハビリも含めると、3週間ほどかかります。
痛みや違和感がございましたら、一度はっとりはりきゅう接骨院へご相談ください。

滑液包炎で悩んでいる人へ

滑液包炎は、レントゲン検査では診断ができません。

また、痛みの改善にはシップだけでなく超音波治療なども必要になってきます。

関節の痛みや違和感で悩んでいる方は、一度はっとりはりきゅう接骨院へご相談ください。