肋骨骨折
- 肋骨付近が痛くて悩んでいる
- 肋骨骨折かどうか判断するには?
- 肋骨骨折の時は何をするべき?
- 肋骨骨折はリハビリ必要?
- 肋骨骨折の原因は何?
肋骨骨折は、外傷性のものから非外傷性のものがあります。今回は、肋骨骨折の原因や症状・治療方法などについて詳しくご紹介していきます。
肋骨骨折の特徴
肋骨とは、いわゆるあばら骨のことです。骨一つ一つが大きくないのが特徴で、強い衝撃などによって折れることが多いです。
肋骨骨折の多くは、骨が離れるようなものではなく、不全骨折(ヒビ)の状態のものが多いです。骨が転位するような肋骨骨折は交通事故などの強い力が加わった際に起こります。
肋骨骨折の原因
- 交通事故などによる接触
- 家具などへの物と接触
- コンタクトスポーツ時の接触
- くしゃみや咳などの持続的な負荷
- 転倒による強い衝撃
肋骨自体は、24本の骨で構成されているため、折れる可能性や箇所も様々です。
肋骨骨折の症状
- 体を捻ると痛みが出る
- 肋骨部に限局した圧痛が出る
- 内出血
- 骨折部の腫れ
- 呼吸困難
肋骨骨折は、転位がある状態のものの場合とても注意が必要です。気胸などの合併症を引き起こし、呼吸が困難になるケースもあります。
骨折の状態をしっかりとレントゲン等の精密検査を行うことで、治療方法などが明確になってきます。
肋骨骨折の治療方法
肋骨骨折の場合には、状態の有無にかかわらずコルセットをすることを推奨しています。
- 骨折部位の安静を維持するコルセット
- 骨折治療器の活用
- 肋骨骨折時の生活に配慮
肋骨骨折は、折れ方・折れる箇所などによって個人差があります。出ている症状に対して適切な処置を施す必要があります。
肋骨骨折のリハビリ
肋骨骨折後には、日常生活を行いながら安静を図ることが求められます。骨の癒合状況を定期的に確認していき、状況に合わせて体の動きを再度作るリハビリが必要になってきます。
運動をしている方であればより重要になってきます。肋骨は、背骨ともつながっているため回旋運動を行うスポーツなどではリハビリは必須と言えます。
肋骨骨折は早めの処置が重要
肋骨骨折は、自然に治る骨折でもあります。ですが、骨の癒合までの期間や運動機能などを考慮する場合、なるべく早めの処置が重要になってきます。
当院では、骨折に対する治療機器などもございますので、気軽にご相談ください。