ぎっくり腰
- 朝起きたら腰に激痛が走った
- 物を持った際に急に痛みが出た
- 腰をひねった際に激痛が出た
- くしゃみをした際に腰が痛くなった
- 立ち上がろうとした際に腰が痛くなった
ぎっくり腰は、男女問わず急に発生する腰痛です。
特に季節の変わり目や梅雨の時期など、気候や気圧の変化の激しい時に発生することが多いです。
海外ではぎっくり腰のことを「魔女の一撃」と表現するほどです。強い痛みと共に日常生活に支障をきたすことが多いため、適切な処置をすることが大切になります。
ぎっくり腰の症状
ぎっくり腰の場合、以下のような症状が出てきます。
- 立ち上がろうとすると痛む
- 前かがみ以外動かせない
- 息をするのもつらい
- 腰に熱を持っている
- 身体を起こすことが出来ない
ぎっくり腰の特徴として、発症してからは身動きを取ることが難しくなります。一般的に炎症期が72時間と言われているため、3日間は安静と適切な処置をしなければなりません。
この期間放置してしまうと、背中にも痛みや不調が広がる方が多くいらっしゃいます。
症状が広がってしまうと、良くなるまでの期間も伸びてしまうのでぎっくり腰になってしまった場合には適切な処置を受けるようにしましょう。
ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰の原因は以下のようなことが考えられます。
- 筋肉の柔軟性の低下
- 股関節可動域の低下
- 雨や季節の変化による気圧による影響
- 血液循環不良
ぎっくり腰になってしまう方の多くに、筋肉の柔軟性低下と関節の可動域低下がみられます。
気圧や血液循環不良が影響して発生するため、本来の柔軟性や可動域よりも低下している場合には、高頻度でぎっくり腰になる可能性があります。
普段から軽めの体操やストレッチをしている方は発症する可能性が低い傾向にあります。
ぎっくり腰の施術
ぎっくり腰の施術は、炎症期と組織が修復し始めた時期(修復期)で内容が変わってきます。
ぎっくり腰直後(炎症期)
炎症期では、過度なマッサージなどを行なうと筋肉が緩み過ぎて力が入りにくくなってしまうことがあります。
そのため以下のような施術方法を実施します。
主に炎症期の目安である72時間(3日間)は、上記の施術を行ないます。
ぎっくり腰修復期
炎症期が過ぎて、次に組織が修復をしていく過程の際には状態を診ながら神経系にアプローチすることが一般的です。
修復期では以下のような施術を行なっていきます。
- 緊張状態が続いている場合鍼灸治療
- 組織修復を促すマイクロカレント療法
- 神経系の働きを促進させるPNF療法
PNF療法について気になる方はInstagramで詳しい内容をご覧いただけます
組織修復の時期は、刺激を加えつつ本来の可動域と柔軟性獲得を目指して施術を行ないます。
個人差はありますが、組織の修復が進み症状が出にくくなるまでに2週間程度かかることが多いです。
一般的に痛みを感じにくくなるのは、受傷後1週間~2週間ほどです。
ですが、上記の期間以降に何もしない状態が続くと再発するリスクが高まります。そのため1ヶ月~2ヶ月はコルセットの着用や柔軟性を獲得するためのストレッチを実施することを推奨しています。
ぎっくり腰Q&A
- ぎっくり腰で動けない場合はどうすれば良いですか?
- ぎっくり腰の場合、立ち上がることも困難になる場合がございます。
その際には当院では往診での対応も可能ですので気軽にご相談ください。
- ぎっくり腰は冷やすべきですか?
- ぎっくり腰になってしまった直後は、痛みが強く、炎症反応も出てきます。
そのため、炎症反応を適度に抑えるためにアイシングを用いることがございます。
処置方法でお困りのことがある場合は、お近くのはっとり鍼灸接骨院へご相談ください。
ぎっくり腰で悩んだら
ぎっくり腰で悩んでいる方は当院へ一度ご相談ください。
はっとりグループでは、原因となる筋肉の説明・施術経過説明・自宅でのケア方法などをお伝えさせていただきますのでお身体の根本的な改善までサポートをさせていただきます。
少しでも気になる症状などがありましたら、はっとりグループへ気軽にご相談ください。