【 四十肩に悩む人必見 】症状を自分でチェックする方法

2022年12月9日

四十肩とは?

四十肩に悩む人は多いと思いますが、なぜ発生するのか?やどんな症状なのかについてご紹介していきます。

四十肩とは「俗称」であり、正しい病名ではありません。

正式名称は「肩関節周囲炎」。肩こりが血行不良や筋肉の疲労が原因なのに対し、四十肩は加齢による肩関節の炎症が原因だと言われていますが、詳しいことはまだ明らかになっていません。

その名の通り、40代で発症すれば四十肩、50代で発症すれば五十肩と言い、どちらも違いはありません。

四十肩の症状

肩甲骨と上腕骨をつないでいる肩関節に痛みが出るため、腕を上げる動作や後ろに回す動作など、動かせる範囲がとても制限されてしまいます。

肩こりは「鈍痛(重苦しい痛み」、四十肩は「激痛」があるのが特徴の違いです。

大きなきっかけがなく突然肩に痛みが走ったり、肩関節を動かすと痛みが出たりします。

【 四十肩の症状 】動作例

例えば以下のような動作に支障をきたします。


【肩関節周辺の痛み】
・夜間に痛みが増す
・寝返りができない
・重い物を持てない

【腕が上がらない】
・洗濯物を干したり、取り込みづらい
・肩より上の物が取りづらい
・電車やバスのつり革が掴めない
・車のハンドルを握っているのが辛い

【手が後ろに回せない】
・髪を結べない
・髪の毛を洗えない
・エプロンの紐が結べない
・背中のファスナーが上げられない
・パンツの後ろポケットに手が届かない

痛みだけではなく、日常生活での動作に不便を感じる事が多いかも知れません。

【 四十肩の症状 】症状の進行について

症状の進行は「急性期」「慢性期」「回復期」と大きく3つに分けられます。

急性期・・・強い炎症が起きている時期です。肩と腕に強い痛みを感じ、安静にしていても痛みを感じます。

慢性期・・・安静時には殆ど痛みを感じなくなりますが、腕を動かすと痛みが出ます。肩や腕の動かしにくさを感じます。

回復期・・・肩の硬さが改善して少しずつ腕を動かせるようになってきます。

四十肩をチェックする方法

もしも、こんな症状があったら四十肩かもしれません。気になる方は、セルフチェックしてみましょう。

【 ✔ CHECK項目 】
・肩に激痛が走ったことがある
・夜間に肩の痛みで目が覚める
・痛みがある方を下にして眠れない
・肩の位置より上に上がらない
・洋服の着脱動作で痛みを感じる
・両腕を背中や腰に回すことができない
・両腕を頭の後ろに回すことができない

四十肩の症状チェックまとめ

年齢を重ねるごとに肩がスムーズに動かなくなり、肩関節に炎症が起こる事で痛みが生じると言われています。

予防のためには、日頃からの運動やストレッチが大切になってきます。

四十肩は一過性の症状の事も多く自然に治るとも言われていますが、長い時間放置したり、対処法を間違えるとさらに動きにくくなってしまう可能性があります。

悪化させないためには、適切な治療が必要となります。

四十肩や五十肩の症状で悩んでいる方は、一度はっとりはりきゅう接骨院へご相談ください。

当院では、初診時の検査はもちろん説明をしっかりとさせていただき、ご納得していただいた上で治療を進めさせていただきます。

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